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台湾軍(たいわんぐん)は、大日本帝国陸軍の軍の一つ。台湾を管轄した。 == 概要 == 日清戦争後の馬関条約に基づく台湾領有を機に台湾総督府直属におかれた陸軍部が前身である。1919年(大正8年)8月20日に台湾総督に文官を任命できるように、指揮系統を総督府から分離して独立の軍となった。同年8月22日、司令部が台北庁大加蚋堡台北城内西門街(旧台湾総督府陸軍部庁舎)で事務を開始し〔『官報』第2124号、大正8年9月2日。〕、後に台北市児玉町に置かれた。 支那事変の勃発に際して隷下の台湾守備隊は上海派遣軍の指揮下に編入、中国大陸に派遣され「台湾混成旅団〔第二次上海事変の増援として、1937年(昭和12年)9月7日に台湾守備隊基幹の重藤支隊が編成され上海派遣軍に編入、上海と南京の攻略に従事し、翌年(昭和13年)3月1日、守備隊指揮官が波田重一少将に替わると「波田支隊」と改称し、同年11月9日飯田祥二郎少将に替わり「台湾混成旅団」と改称した。〕」を経て第48師団に改編された。 その後第二次世界大戦の激化に伴い、1944年(昭和19年)には、5月3日留守第48師団を基幹に第50師団を、6月8日に第8飛行師団を、7月22日独立混成第46旅団を基幹に第66師団を編成し増強を図り、9月22日に第10方面軍の新設とともに廃止された。 *編成時期:1919年(大正8年)8月20日 *廃止時期:1944年(昭和19年)9月22日 *最終位置:台北 *最終上級部隊:天皇直隷 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「台湾軍 (日本軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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